矯正歯科をしないことのデメリット
矯正歯科をしないことのデメリット
歯並びが悪いのに、矯正歯科治療をしないと色々とデメリットがあります。まず虫歯や歯周病になりやすくなるという点です。歯並びが悪いと、歯磨きをしてもきちんと汚れを取り除く事が出来ず、その結果虫歯や歯周病の原因になる歯垢が残ってしまいます。
また食事でも食べ物を上手に噛む事が出来ず、唾液の分泌量も減るので口内が唾液できれいにする事が出来ずに虫歯や歯周病だけでなく、口臭の原因にもなります。
さらによく食べ物を噛み切れていない為消化不良となり、胃腸等の消化器に負担をかける事にもなるので注意が必要です。
他にも歯並びが悪かったり、出っ歯だったり歯の間に大きな隙間があったりすると、正しい舌の動かし方が出来なくなり、その結果発音が悪くなってしまいます。
それから健康への悪影響も否定出来ません。歯並びが悪いとかみ合わせも悪くなり、頭痛や肩こり、めまいを引き起こす事もあります。何より見た目も良くなく、特に海外では歯並びが悪いと周囲に人にあまり良い印象を与えません。
このように歯並びが悪いにもかかわらず、矯正歯科治療を受けないデメリットは沢山あるので、歯並びが良くない人はなるべく早めに矯正した方が良いです。
矯正歯科専門の医院で治療するメリットとは
数多くある歯科医院の中から、自分に合ったところを選ぶのは大変です。通いやすい場所にある、又は家族や友人の紹介で足を運ぶことが多いでしょう。その中でも矯正治療となると、また選択肢が広がってしまいます。一般歯科で週に一回矯正の先生が来てくれるところや、大学病院の矯正科など間口が幾つかありますが、一番お勧めしたいのが矯正歯科専門の医院です。
一般の歯科の勉強をした後更に、矯正の専門の勉強をした先生が矯正歯科の看板を出せるのです。専門の医院で治療するメリットとしては、やはり経験と知識が豊富です。数多くの症例を扱うことで知識も増え、学会や勉強会で専門で学んでいる先生も多く新しい情報にも素早く対応しています。また、装置が壊れた時やワイヤーが当たって痛いなどのトラブルの際にも、臨機応変に対応してくれます。大学病院などの大きな病院も良いのですが、研究や講義などでなかなか予約が取れないこともしばしばあります。通える範囲に矯正歯科専門の医院があったら、一度話を聞いてみることをお勧めします。